夏休みの旅行日記
もう季節は秋ですが、先月いただいた夏休みのお話をしようと思います。だいたい毎年この時期に夏休みをいただき旅行に出かけています。
一昨年は沖縄、昨年はBALI島、そして今年はベトナムに行ってきました。まずはなぜベトナムか?と言うところからです。クライアントさんで海の前にご自宅がある方がいらっしゃいます。そこで海の話で始まり、海外の海は良いと言う話に拡がり、さらにベトナムの海は良いよ。絶対行った方が良いよというおすすめをいただき、今回は目的地をベトナムに決めました。ベトナムは行ったことはありませんでしたので、ガイドブックや知人の話、ネットなど様々な情報を集めてみました。
①ご飯がおいしい ②物価が安い ③日本人に対してベトナム人は親切 ④治安はさほど悪くはない ⑤雨期に入るので雨量が多い
一人旅ですから勝手気ままに行動ができるので、ある程度治安さえ良ければ問題はなさそうです。多少お天気が悪くても許容範囲です。かなり期待が高まってきました。
フライトは真夜中です。朝目覚めるとベトナムに着いているというプランです。夜中の羽田でも人は結構いるものです。フライトまでの2時間ビールを飲みながら本を読んだり、ネットをしたり。とても楽しい時間です。飛行機の中は真夜中のためドリンクが出ただけですぐに消灯でしたが、映画などを見ながらワインを飲み、テンションは上がりっぱなし。期待に胸を膨らませ朝ホーチミンに着くと、雷を伴う大雨です。上がっていた気持ちはかなり下がってきましたが、ホーチミンから国内線に乗り継ぎ、ダナンに向かいます。約1時間15分のフライトで降りたったダナンの地は湿度は高くムシムシはしますが快晴です。ここでテンション上がりました。これだけでほぼ100点満点。
ツアー旅行ではないのでホテルには自力で行かなければなりません。空港からはタクシーでホテルに向かいます。直ぐにタクシードライバーが近づいてきて行き先を確認すると400,000ドン(日本円で約2,300円)だと言ってきました。
以下はタクシードライバーと私の会話です。(片言の英語で)
私『メータータクシーじゃないのか?』
ドライバー『メーターじゃないよ。』
私『メータータクシーに乗るから結構』
ドライバー『メーターでは200,000ドンだよ』
私『何言ってんだ???じゃ乗る訳ないだろ。』
ドライバー『じゃ200,000ドンで行くよ。』
私『ノーサンキュー』
このようなやり取りの後、メータータクシーにのって無事ホテルに到着。かかった金額は120,000ドン(約700円)。日本では考えられませんが、こういったやり取りも海外旅行の楽しみの一つです。
ダナンはベトナムのビーチリゾートで現在は開発途中で大きなホテルが何件も建設中です。ダナンには5日間滞在予定です。ここを起点にツアーに出かけたり、世界遺産を見学に行ったりするつもりです。 全てがノープランで行き当たりばったりでの行動です。初日はホテル周辺を散歩してお昼寝。ホテルの前のビーチでは朝5時半には人がいっぱいいて、海で泳いだり、ジョギングしたり、思い思いの体操をしたり。仕事に行く前にガッツリ運動していました。これには驚きました。ビーチには公園にあるような遊具に似たトレーニングマシンが何台か設置もされていました。これにも驚きました。
2日目はダナンの街中を散策。路地奥のローカルなレストランにはいったり、本人曰くイージーライダーのおじさんのバイクの後ろに乗ってプチ観光。
3日目は近隣の島にアイランドツアー。シュノーケリングをしたり島内をお散歩したり。楽しかったのですが、ツアーのパーティーが10人くらいの中国人のパーティで私一人だけジャパニーズ。 ツアー担当のガイドさんは何とベトナム語と中国語しか話せません(驚)。さすがに気の毒と思ってくれたのか、途中からフランス人、ベルギー人、ドイツ人と数人の中国人のグループに変えてくれました。
4日目はドライバーのおじさんを紹介してもらい1日世界遺産見学。岩山全体が大きな寺院になっていて、洞窟の中を歩いていくと仏像があったり。狭い穴の中を這うように進むと絶景のVIEW SPOTだったりします。ですが岩山ですからとてもハードで汗だくで2時間半の登山をしているようなものでした。
5日目は前日のハードなツアーで疲れた身体を癒すためにマッサージに行ったり、お買い物を楽しんだり、あっという間の5日間でした。
そして6日目にはホーチミンに移動して2日間、ローカルな市場での買い物や屋台での食事で楽しみました。
海外旅行では初めてのことが多く、接したことのない文化の中に入っていく事で、新しい発見や自分自身の心のケア、自分を見つめ直すこともできます。ただ、一人の旅行はホテルのフロントや市場のお姉さん、ドライバーさん達など行く先々で、『一人旅行は寂しいね』と笑いながら言われてしまいます。確かに外国人はほぼカップルでの旅行ですし、中国人は大人数です。日本人は女子ばかりのグループが目立ちました。でもやはり一人旅の気楽さが最高だと思います。また来年この時期に夏休みをいただき行ったことのない国へ出かけてみようと思います。
※写真は順不同で並べています。