今月のトピック バックナンバー

ピラティス

12月です。2015年も本当に早かったですね。2015年の締めくくりとしてもあと1ヶ月、気持ちを引き締めていきたいですね。今月は前回の骨盤底筋と関連して体幹部のインナーマッスルのエクササイズである『ピラティス』をご紹介しようと思います。私自身、最近友人のピラティスインストラクターからのレッスンを受けたりもしています。

ピラティスとは

『ピラティス』はテレビで放映されたり、芸能人などが実践しているエクササイズとして世間でもかなり認知されてきているエクササイズです。皆さんも聞いたことはあると思います。『ピラティス』はドイツ人であるピラティス氏によって開発されたエクササイズで、真の健康と幸福を手に入れるための身体調整法であると提唱されています。

Pilates Method Allianceが定義するピラティスは以下の通りです。

「身体のストレッチ、筋力強化、そしてバランス強化を目的としてデザインされたエクササイズと身体の動作法である」

ピラティスメソッドアライアンスHPより

エクササイズを実践することで、理想的な姿勢と動作を学ぶことができる。それによって慢性的な痛みの改善や障害の予防、運動パフォーマンスの向上からリハビリテーションまでを可能とする。さらにその正しい運動パターンを体に癖づけることにより、生活の質にまで広い範囲で影響を与える。現在ピラティスは体幹とインナーマッスルの強化法として広まっているが、実際には体全体を整える効果があり、体幹だけでなく四肢の筋力強化、柔軟性の向上、筋持久力の向上が期待できる。

ピラティスでおこなわれるエクササイズのほとんどは脊柱 (背骨) や骨盤の動きに焦点を当てており、ピラティス独特の呼吸法と組み合わせながら、それらのアライメントを整えることに重点がおかれている。

数あるエクササイズは、すべて初心者から上級者まで幅広く難易度を調整することができる。それぞれの体の特徴や特定の健康状態に応じて、適した方法で実践することが重要とされている。

上記のように記されています。まさに初心者からトップアスリートまで誰もが実践できるエクササイズだと言えます。私が受けたレッスンはマットのみを使って行いました(最も導入しやすくグループでも実践が可能)ピラティスの種類としてはマットの他にも専用の機械を利用したものもあります。 機械を使ったエクササイズは目的に応じて行い理学療法などでも実践されています。より専門性が要求されると思います。

ピラティスをやってみよう!

私が受けた基本的なマットピラティスをいくつかご紹介します。まずはお腹を凹ませ、肋骨を動かしながら呼吸をすることが基本です。体幹部を安定させると同時に肩や股関節を動かしていきます。 身体のポジションを仰向け、横向きと変え骨盤のコントロールを行っていきます。

初めから呼吸が上手くできなかったり、関節の動きが加わると呼吸が止まってしまったりなど大苦戦でした。身体の動かし方やポーズ的にも経験した事のあるものではありますが、いくつかのテーマを加えながら行う事で難易度も上がりました。ですが、体幹の感覚はエクササイズの途中からでも違いを感じることができ、体の使い方は楽に感じることができました。様々な動きに対応できるようになれば体幹部の安定、姿勢の改善、機能的な動きの獲得、柔軟性の向上はかなり期待できると実感しました。私は初級者と言う事で呼吸がメインで地味な運動でしたが、翌日はお腹の周り、肋骨のあたりまで筋肉痛になりました。体幹のインナーマッスルトレーニングは普段からしてはいますが、このメソッドで行う事でさらに効果は期待できます。

ただし、DVDや書籍などを見ながら行っても満足のいく効果が期待できるかは疑問です。やはり呼吸を始めとして、それぞれの動きには難しさがあると感じました。私としては絶対にパーソナルでの受講をおすすめします。効果を期待するのであれば、ぜひインストラクターの指導のもと正しい方法で行ってみてください。私も時間が合えば続けてみたいと思います。

ページ上部へ