今月のトピック バックナンバー

みなとみらいクラブ

6月になりました。本当に早いですね。2018年がもう半分経過するわけですから・・・
今月のトピックは私が今、携わっている一大プロジェクトである、横浜市 総合型地域スポーツクラブ設立をテーマにお話しをしようと思います。

この総合型地域スポーツクラブは文部科学省が実施するスポーツ振興施策の一つで幅広い世代の人々が各自の興味関心、競技レベルに合わせて様々なスポーツに触れる機会を提供する地域密着型のスポーツクラブのことです。

そしてこのクラブの名称は横浜の地名であり全国の人が誰でも知っている『みなとみらいクラブ』と決まりました。このクラブは現在NPO法人恪を申請中で行政からの協力や支援を受けて活動していく予定です。

みなとみらいクラブとは

スポーツクラブといっても町中にあるフィットネスクラブのような施設をつくり利用してもらうという形態ではありません。活動の拠点としては横浜駅から徒歩5分にある『みなとみらい本町小学校』の体育館を拠点にしてスタートしていくことになります。

この『みなとみらい本町小学校』はこの4月に開校したばかりの小学校で、10年間限定での小学校運営でマスコミにも取り上げられている学校です。そんな『みなとみらい本町小学校』で展開する活動は、子供たちに様々なスポーツを経験してもらおうということからスタートします。

みなとみらいクラブが目指す方向は以下のような内容です。

1.子供世代において重要な複数のスポーツが行える環境づくり
各年代で必要な基礎運動能力向上のためのコーディネーショントレーニング、体操、バルシューレなど専門的な競技種目もミニゲームなどの形式に移行して導入。
2.人格教育とライフスキル
あいさつ、感謝、コミュニケーション力を学ぶ。チームワークを通して社会性を要請目標を設定することで、実現する目標マネージメント。
3.スポーツのみならず学業に及ぶ活動で地域の『文武両道』人材育成
好奇心を刺激して、身体活動が好きになるように。

スタートは子供たちを対象にすることになりますが、大人向けの活動として健康教室スポーツサークル活動や高齢者向けの教室、そのほかにも障がい者向けの教室やレクリエーション、障がい者と健常者との交流スポーツの環境なども推進していく方向です。

現在計画中のスポーツ種目としては体操、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、サッカー、バルシューレなどを考えており、子供たちがたくさんのスポーツに接してもらえるようにと考えています。このほかにもダンス、野球、スイミング、シーズン物としてはスキーやスノーボードなどもあり、まだまだ提供可能な種目はありそうです。

みなさんが聞き慣れない種目でバルシューレとありますが、バルシューレBallschule(バルシューレ)とはドイツで生まれたボール遊び教室のことで、児童が楽しく関わりながらも基礎運動能力・社会性・思考性・自発性を身に付けられる教育研究を背景に持ったボール遊び教室のことを言います。(バルシューレジャパンHPより引用)

バルシューレについては私もとても興味を持ち、指導者講習会にぜひ参加しようと考えています。トピックでも近々ご紹介しようと思います。

このプロジェクトは指導やアドバイザーとして参加していただいているメンバーに注目が集まると思います。アトランタオリンピック体操ゴールドメダリスト 米山功氏、北京オリンピックバレーボール日本代表現プロビーチバレー選手 越川優氏。 バルシューレ指導の第一人者 福士唯男氏、その他にもサッカー、バスケットなど指導者として良い方々が参加してくれています。

みなとみらいクラブの今後について

まずは7月に第1回目のイベントを行う計画です。すでにたくさんの子供たちが参加する予定で動き始めています。そんな中で私も子供の指導やトレーニングの指導などに携わりながら、たくさんの人が参加してもらえるようなクラブ運営に関わっていく予定です。

今回のこのプロジェクトは準備段階からメンバーに加えてもらい、色々なお話をしていく中で当初よりも自分自身の考えががだんだんと熱くなって来ました。最近ではワクワクが止まりません。将来的にはクラブの中からオリンピック選手が誕生すれば良いなぁ。などと考えています。この後、準備が進むにつれてさらに気持ちが高くなると思います。

このトピックを通じて、新しい情報や進捗状況をお知らせしたいと思います。楽しみにしていてください。

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