ダイエット中の間食
4月になりました。4月は新年度の最初の月でもあり新しい生活環境や新しい勤務環境になる月でもあります。そして今年は平成最後の月でもある訳です。平成最後ではありますが、皆さんは新しい目標設定をして臨んでいるのではないでしょうか?目標はそれぞれ異なると思いますが来年の4月に納得のいくような結果が出れば良いですね。
さて今月は新年度を迎えて自分自身も取り組んでいる食事管理の中で間食についてお話したいと思います。この4月を機にダイエットにチャレンジする人も少なくないと思います。私も3月から特に食事の管理を心がけています。
ダイエットと食事制限
メディアではダイエットの成功例をコマ―シャリングしてかなり露出を多くしています。ですが、一般の人にはCMに出ている芸能人のようなダイエット契約を結ぶことはかなり難しいのが現状です。かと言って一般の方のダイエットが難しいのかといえば、そうでもないと思います。
基本は食事です。ワークアウトは大事なツールではありますが食事の管理が第一だと思って良いと思います。計画に基づいて決めた通り行っていけば難しいことではありません。CMなどに踊らされて誤った目標設定をしなければ全く問題はないはずです。
食事に関しては私のパーソナルトレーニングのクライアントさんには特に細かい指示は出していません。もちろんダイエット目的のクライアントもいるのですが、食事への介入は難しい部分が大きいというのが理由でもあります。またクライアントさんもダイエットへの思いはそこまで熱いわけではないというのも理由の一つでもあります。 ただし最低限の指示は出しますが。
ダイエット中の間食
そんな食事の中で間食は、どのような役割でどのような意味を持つのか、また何を食べれば良いのかは難しところです。そもそも間食をしてはダメなのか・・・
それではお話していきましょう。
まず間食(おやつ)を皆さんは食べますか?間食の始まりは子供が1回の食事において摂取しきれない分を食事の間に摂取するというのが元々らしいです。現代では栄養不足になることはまず考えられないので、そこまでおやつが必要であるとは言えません。であるとすると間食の意味は何なんでしょう。栄養素を考え正しい食事をしていれば特に必要はないのですが、近年ダイエットなどを目的にエネルギー摂取を制限している人たちは、低カロリーの食事のため食事の間に空腹を感じてしまうことがあります。少ない食事にすることで重要な栄養素であるタンパク質の摂取が損なわれてしまします。そのためタンパク質の量をコントロールする間食が必要になります。また血糖値の急激な上昇や下降を防ぐためにも、間食を活用することは有効であると思います。
では何を食べるのが良いのでしょうか?ダイエット中であれば1日に摂取するエネルギー量の範囲の中に納まることが前提になります。その中でできれば高たんぱく、低脂質、繊維質豊富でミネラルも含むようなものが好ましいですね。果物、ゼリー、などは良いでしょう。トレーニングを積極的に行っている人であればカニカマ、竹輪、プロテインなども良いですね。最近では手軽に摂れるプロテインバーなども出ています。甘いものが好きな私はトレーニング実施日には食べています。CMで有名なライザップが出している物やウイダーが出しているものもあります。ゼリーなども夕食後にも間食しています。
具体的に3つの食品で栄養素比較をしてみましょう。
カロリー | タンパク質 | 脂質 | |
---|---|---|---|
ドーナツ60g | 328kcal | 3.3g | 21.9g |
プロテインバー35g | 166kcal | 10.4g | 8.6g |
カニカマ90g | 84kcal | 10.9g | 0.5g |
表を見ると一目両全。私が食べているプロテインバーもカロリーはそこそこありますね。カニカマは本当に優秀です。反対にドーナツは高カロリーで低たんぱくです。普段食べるにはとてもおいしいドーナツですが、ダイエットなどの間食としては向きません。ダイエットをする方はもちろん、普段から間食を摂る方も何を食べるかを考えて効果的に間食を利用してみてください。
さて来月からは元号が変わります。4月ではありますが平成最後の月に新たな目標を立てて達成のために頑張ってみましょう。