2022年度を迎えての目標設定
このトピックが掲載される頃でもロシアとウクライナの戦争は続いていると思います。私たちは戦争を経験したことがありません。もし今のウクライナのような立場になったとしたら日本人はどのような行動をとるのでしょうか。現実的にアメリカの後ろ盾がなくなったとしたら中国やロシアは間違いなく日本に侵攻して来るのではないかとも思います。想像しただけでも恐怖です。一刻でも早く終戦してほしいと思います。
またコロナウィルスもまだまだ落ち着くような気配はありません。オミクロン株から感染力がさらに強いBA.2が拡がりを見せています。これによって第7波が来ることも考えられます。2022年度も行動を制限することが余儀なくされそうです。
新年度スタート
さて新年度がスタートしました。新しい職場、新しい学校、新しい人達との出会いなど環境が変わる節目としては目標や気持ちを新たにしてスタートを切るには絶好のタイミングです。2022年度をどんな年にするかをイメージして何をするか。そこに目標を掲げて、そのためには何をしていくか。短期間での小さな目標を実現させ、その積み重ねが年度末に評価できる結果につながるのではないでしょうか。
さらには2022年度と言う年間のスパンだけではなくもっと長期的な目標を持つことも重要です。その中で今年度は何をするか?仕事に関する事、私的な活動に関する事、それぞれに目標を持つことになりそうです。
目標の設定と達成
目標をクリアしていく方法としていろいろな方法がありそうです。少し前に大谷翔平の学生時代からの目標達成シートが話題になりました。大谷選手が高校一年生の時に高校時代の監督・佐々木洋氏からの指導で作成したのが「目標達成シート」。このシートは、強い目標(夢)をセンターに書き込み、周囲9×9の合計81マスに細分化した目標を書き込んだものです。大谷選手が中センターに書いた夢は「8球団からのドラフト1位指名」でした。目標達成シートにはセンターの目標(夢)を達成するために必要な要素を8つ記入します。それが次の8つです。
- 体づくり
- 人間性
- メンタル
- コントロール
- キレ
- スピード160キロ
- 変化球
- 運
さらにこの8つを達成するための具体的な手法や方法を8つずつ記入していきます。
実際には記入したものに対して、さらに細分化して具体的に時期、タイミングと手法が必要になることになる訳ですが、長いスパンでの目標達成シートとしては高校生だった大谷選手としては素晴らしいものだったと思います。私自身このようなことは全く考えもしていなかったですし…
ここまでの壮大な目標(夢)や長期的な計画ではなくとも、目標設定と達成のためのシートとしては具体的でとても有効なシートです。私の勤務する専門学校でも目標設定を授業に取り込むことも必要であると感じています。新年度において新しく目標設定をすることも、また大きな目標に向けての段階的な設定としても有効な手段ではあります。2022年度の終わりに目標の達成度や自分自身の居場所がはっきりしていればその次の目標設定にもつながります。
今年度は自分自身が判りやすい目標設定をしていきましょう。