最近トレンド?ショートタイムのトレーニング
6月ですね今年ももう半分が過ぎようとしています。毎年思うことですが、月日の流れが早い早い。気が付けば半年過ぎてしまっています。2年以上続いている新型コロナウィルスですが、関連の少しずつ規制が緩和してきているようです。この後、withコロナになって行き、普通の生活ができると良いと思います。
さて今月のトピックですが最近のフィットネス業界の動きに注目してみました。
最近のトレーニングのスタイル
タイトルに挙げた通り最近は大手フィットネスクラブ、個人パーソナルジム、オンラインによるワークアウトなど短時間のワークアウトが流行しているようです。
コロナの影響もあり一時はクローズしていたジム等も今ではオープンしていますが、コロナウィルス流行前の状況と同様の状況にはないと言えます。コロナウィルスの影響で施設側の体系が変わってきていることは前述しましたが、トレーニングする側である我々も生活パターンがかなり変わってきているという事があげられます。
人と会うことの制限やリモート勤務が多くなったことなど生活状況は大きく変わってきました。その中で個人のトレーニング事情も変化してきていると言えます。例えば以前であればジムにチェックインしてからしっかりと2時間程度かけてゆっくりとトレーニングをしていた人が今では仕事時間の隙間を利用して30分で完結するパターンが増えてきているようです。
西川トレーナーの場合
恥ずかしながら私は時間がないとジムに行く足が向かず、ついついトレーニングをさぼってしまいます。
私自身のトレーニング内容としては次のような内容です。
- リカンメンドバイク 15分
- ストレッチング 30分
- ウエイトトレーニング 60分
- ストレッチング 15分
おおよそ2時間を要します。2時間の確保が出来なければジムに行くこともしません。これは職業柄あるまじき行為だと感じています。「心を入れ替えなければならないなぁ」とも感じます。
短時間トレーニングのメリット・デメリット
では短い時間でトレーニングをする事のメリットとは何でしょう?考えられることとしては、今までトレーニングに対して距離感を持ち、なかなか始めることが出来なかった人であればきっかけづくりになることです。
また短時間で完結できるようなプログラムを実践していくことは、時間の制約があった方が足を運ぶ頻度を増やすことにもなると考えられます。
短い時間で実施していくことは、ワークアウトが習慣化することや、実施中の集中力を保つことが出来るとも言えます。本来、私のような生活パターンの者には短時間完結プログラムは良い選択肢の一つになりそうです。私のトレーニングに対するこだわりが弱ければの話ですが(笑)
では反対にデメリットはどのようなところにあるのでしょうか?短い時間で行っていくと不足するワークアウトが発生するという事です。その分を頻度でカバーしていくことになると思います。
最近流行りのHIIT
話は少し変わりますが、最近流行の短時間で行うトレーニングの「HIIT」高強度インターバルトレーニングについてお話ししようと思います。マスコミなどでは痩せる、効果が短期間で期待できるといわれています。名前の通り高強度のインターバルトレーニングですから高強度の運動を一定の休息をはさみながらセットを繰り返すトレーニングという事になります。
具体的には30秒前後の高強度のエクササイズを行い10秒前後の休息の後、再び高強度のエクササイズを行い、このパターンで合計5分~30分位のプログラムをこなすという事になります。
高強度の運動は個人差があるため実践者の体力に合わせて行うことが絶対条件になります。心拍数の増加により有酸素運動の要素も期待でき、高強度のエクササイズでは筋力アップの期待もできます。筋肉増加することで代謝機能も向上するためエネルギー消費の能力が増大します。計画的に実践して行けば効果は期待できると言えます。
ただしデメリットもかなりあります。実践する際の体調管理は絶対条件です。またとてもハードなワークアウトですから一人で継続する事が難しく、挫折をしてしまうパターンも増えてしまいます。
ある程度の運動習慣を継続している人であれば実践していくことは良いと思いますが、これから運動を始めようとする人や身体に何らかの疾病を持っている方は主治医に相談の上行うことが望ましいでしょう。
最近流行のHIITは別としても短時間のワークアウトを計画的に実践していくことはとても良い傾向であると思います。私も考え方を少し変えて足を踏み入れていこうと思います。